2010年11月08日

ロブ・ロイ

icon45  ロブ・ロイ



バーボンではなく、スコッチウイスキーを使用したカクテル。バーボンを使うと「マンハッタン」と言うカクテルになります。ロブ・ロイは、スコットランド ハイランド地方の義賊の名を冠したカクテル名です。



ウイスキーの話 その13
ローランドの大規模蒸留所では、1826年、蒸留業者ロバート・スタインが連続式蒸留機を 1831年には、アイルランド、ダブリンでイーニアス・コフィが、より効率の良い連続式蒸留機を発明、特許を取りました。この連続蒸留機は、コフィ・スチル(Coffey Still)又は特許を取ったのでパテント・スチルと言われてます。これにより、トウモロコシや小麦など大麦麦芽以外の穀物を原料としたグレーン・ウイスキーが量産されて、ブレンデッド・ウイスキーが誕生し発展していきます。




営業日変更のお知らせ。
 毎週 水曜日~土曜日の営業となります。
第一土曜日のジャズライブは、当分の間お休みと致します。


  


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2010年07月17日

ルビーベリー

 icon06 ルビーベリー



7月の宝石“ルビー”をモチーフにして作りました。ベリーの甘さと少しほろ苦い味をした若き日の恋を思い出させるカクテルです。ちなみに、ルビーの石の言葉は“熱情・純愛”です。






ウイスキーの話 その12 

 ハイランドの有力者の娘であるエリザベス・グラントが書いた日記には、「1822年、ジョージ・スミスが樽で熟成させていたミルクのようなマイルドなウイスキーを、スコットランドを訪れたジョージ4世の求めに応じ献上した」とあり、遅くても19世紀の始めには、ウイスキーの樽の熟成がおこなわれており、一部の上流階級に珍重されていました。
 ジョージ・スミスは、1823年、密造根絶のため小規模蒸留を認めたウイスキー法の施行で、免許取得第1号なったザ・グレンリベット蒸留所の創始者として知られています。この年以降、ハイランドの山中に隠れていたウイスキー蒸留業者(彼らは、イングランド政府に抵抗した誇り高き密造者の意味でスマグラー・Smugglerと呼ばれた)が相次いで表舞台に登場し農家の副業的な生産から一つの大きな産業へ移っていきます。

  


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2010年05月16日

チャーリー・バック

face01  チャーリー・バック


 スコッチ・ウイスキーとドランブイ(イギリスのリキュール)を使ったオリジナルのカクテルで、オン・ザ・ロック風につくりました。
 ウイスキーのピート香とドランブイのハーブ香味にジンジャーの味が加わり少し甘苦い、大人の雰囲気を感じさせます。
 ドランブイは、チャールズ・エドワード王子の王家に伝わる秘酒で世界的にも知られているお酒です。




ウイスキーの話 その11
ウイスキーの樽による貯蔵・熟成については、次のような密造にまつわる諸説が広く信じられてきました。
彼らは、作業のし易さから大麦麦芽を使い続け、人目に付かない山間地で、ハイランド山中に無人造にあるピート(草炭)を燃やして乾燥 そして、蒸留したウイスキーをシェリーの空樽に詰めて隠し、微税吏の目から逃れようとしました。この結果、ハイランドのウイスキーは、ピートのスモーキー・フレーバーを持つ琥珀色の口当たりの柔らかなスピリッツになったのです。こうして密造時代におおきな進化をしていきました。
  


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2010年05月05日

ブラック・ホーク

icon20 ブラック・ホーク



西洋すももの一種スローベリーから作られたスロージンとバーボンを組み合わせたカクテルです。
ちなみにブラックホークとは、アメリカインディアンソーク族の酋長の名前。また、アメリカ陸軍が開発したヘリコプターの名前でもあります。





ウイスキーの話 その10
スコットランド議会がウイスキーに対し課税を始めたのは1644年。その後、イングランドによるスコットランド合併で大ブリテン王国が成立、アメリカ独立やフランス革命などへの政策により、麦芽税の課税、500ガロン(1ガロン/イギリス=4546ml)以下の小型蒸留機の禁止などスコットランドのウイスキー蒸留業者に重税が相次いで打ち出されました。
独立心の強いスコットランド人(特にハイランドの人々)はイングランド政府に税金を払うのを潔しとしませんでした。
このころまで、ハイランド地方の農民や氏族の人々は、自分たちのスチルで、蒸留していましたが、ジャコバイトの乱(スコットランド独立を掛けた最後の戦い)の後、イングランド政府は、私的な蒸留の全面禁止、伝統文化の禁止、ハイランド・モルトの規制強化等を行なった為、ローランド地方に本拠を置いた規模の大きい蒸留業者は、大麦麦芽以外の穀物を原料に取り入れ、麦芽の使用を減らす事で対抗、ハイランドの零細な蒸留業者は、山や谷奥深く隠れました、こうして「密造酒時代」が始まったのです。

  


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2010年04月25日

キングス・バレイ

face01 キングス・バレイ



コアントロー(オレンジ・キュラソー)の風味が、ウイスキーに溶け合った大人向けのカクテル。口当たりはよいが、口に含んだ瞬間に広がるスパイシーな味わいが最高。



ウイスキーの話 その9 
 現代の琥珀色に輝き、まろやかな風味を持つウイスキーの誕生は、18世紀の初頭から19世紀の前半の約百年続いた密造時代にあります。
その密造酒時代に彼らは、ウイスキーづくりに必要な事をすべて学びました。良質の水と大麦、ピートを焚くことで生じたピート香、熟成に適した気候と樽熟成・・・・。これは今日のスコッチの基本的な条件でもあります。
又、スコッチ・ウイスキーの歴史は、ジャコバイト運動などスコットランド人のイングランドへの反抗の歴史とも重なっています。

  


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2010年03月06日

w&ソコ・ハイボール

face01  w&ソコ・ハイボール


ウイスキーをベースにサザン・コンフォートというアメリカ生まれのフルーツリキュールを使用。サザン・コンフォートのフルーティーさとが調和して、喉越しの爽やかなオリジナルカクテルです。



ウイスキーの話 その8
ウイスキーの歴史
 
 15世紀末のスコットランドのウイスキーは、まだ蒸留しただけの無色透明、荒い風味のスピリッツ。現在の様な琥珀色した香味豊かな酒ではありませんでした。樽熟成はまだ知られておらず、人々は蒸留したての酒をそのまま飲んでいました。
16世紀に入ると。蒸気の通るパイプをコイル状に巻いて表面積を増やしたり、パイプを水中冷却するなどの技術が生み出されました。また、当初は樽での熟成は行われず、ホワイト・リカーに近い状態でした。
宗教改革(修道院の解散)を経て蒸留技術が民間にも広がると、農家などで盛んに造られるようになり、余った大麦を保存したり、手っ取り早く換金する手段ともなり、地主への地代の一部をそれで支払うことも行われました。それは多くの農民が副業で造る、いわば自家製の地酒でありました。
 樽に詰めて置くと琥珀色に変化し風味がまろやかに、おいしくなると知ったのは、この後18世紀初頭からの密造酒時代になってからの事です。
  


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2010年01月10日

ベネディクト

face01 ベネディクト



スコッチ・ウイスキーと修道院でつくられていた最古のリキュール“ベネティクチィン”を合わせた大人向けのカクテルです。



ウイスキーの話 
その7 ウイスキーの歴史

 1494年のスコットランドの大蔵省の記録には、「修道士ジョン・コーに発芽大麦8ボルを与え、生命の水(aquavitae)をつくらしむ」と記載されており、すでに、スコットランドでもウイスキーづくりが行われていた事がわかります。スコッチ・ウイスキーの生産団体であるスコッチ・ウイスキー協会(本部・エジンバラ)は、この1494年を「ウイスキー誕生の年」としており、1994年には、盛大な「スコッチ・ウイスキー誕生500年記念式典」を開催しました。


  

営業日等の変更のお知らせ
営業日:  水曜日~日曜日 (休業日は、月、火曜日)
オープン時間は 20時30分となります

今後ともよろしくお願い致します。






  


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2009年11月18日

ブラッド・アンド・サンド

icon06  ブラッド・アンド・サンド



スペインのアンダルシア地方を舞台に闘牛を通して、スペインの人々の“光と影”を映し出す。主人公を誘惑する悪女の妖艶さが演出されているドラマ。

スペインの小説「血と砂」から命名され、情熱と危うさを感じさせるカクテル。




ウイスキーの話 その6

ウイスキーの歴史

錬金術は4世紀頃エジプトで盛んになり、8世紀から9世紀頃に中東で蒸留アルコールが製造され、その技術は地中海沿岸を通って中世初期にはスペインに伝わりました。その過程で錬金術用の坩堝になんらかの発酵液が入り、アルコール度数の高い強烈な液体が偶然に生まれ、この酒が15世紀の終わりごろ、キリスト教の宣教師たちによってアイルランドからスコットランドに伝えられました。

 又 アイルランドや英国でも蒸留の技法は収穫後の過剰な穀物を加工するのに農民によって発見されたとも言われています。ともかく葡萄の取れない北の大地ではビールを蒸留して、強い酒をつくった。これがウイスキーの始まりです。当初はビール等と同様、“薬用”とされていたと云われています。


  


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2009年10月30日

ホット・バタード・ウイスキー

icon06  ホット・バタード・ウイスキー



これからの寒い季節に最適な一杯です。



ウイスキーの話 その5

ウイスキーの歴史
  ウイスキーがいつ頃つくられ始めたのかは定かではありませんが、1172年、イングランドのヘンリー2世の軍隊がアイルランドに進行したとき、現地でウシュク・ベーハーと呼ばれる穀物を蒸留した酒を飲んでいるのを見た、と史書に記録が残っているということです。
ウイスキーの蒸留はいつ頃から始まったのかは、はっきりとはわかりませんが中世の錬金術師の恩恵によりアイルランドで生まれたという定説で、中世の錬金術研究の副産物として蒸留酒が発見されたと考えられています。
  


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2009年10月19日

ウイスキー・フロート

icon06 ウイスキー・フロート



アルコールが水より軽いことを利用して、水の上にウイスキーを浮かべ2つの層をつくったカクテルです。
“フロート“とは、「浮かべる」という意味です。




ウイスキーの話 その4

ウイスキーの語源について
 ウイスキーの言語とされるゲール語Uisge-beatha(ウシュク・ベーハー 生命の水)は、ラテン語の
(アクアヴィタエ「はじめは薬として利用されたので、この名前が付いたとされています」 生命の水)からきており、ブランデーなどと同様、錬金術との関わりを持っています。これがUsquebaugh(アスキボー又はウスケボー)に変化、さらにUsky(ウイスキー)と呼ばれるようになり、Whisky( Whiskey)と転化したといわれています。日本語ではウイスキーで、漢字では火酒と書かれます。
  


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2009年10月01日

ハロウィン

icon24  ハロウィン



 パンブキンスープを使ったオリジナル・カクテルです。
ハロウィン
10月31日は、主にアイルランド、イギリス、アメリカ、カナダ、ドイツ、日本・・・で行われています。
もとは、ケルト人の宗教行事で秋の収穫を祝い、亡くなった家族友人達を供養したのがはじまりとか。



ウイスキーの話  その3

琥珀色
ウイスキーの原酒(生まれたてのウイスキー)を木樽のなかで熟成させると琥珀色になる。なぜ琥珀色になるか言うと樽のオーク材からリグニン、タンニン(ポリフェノール)などの成分が熟成中に、溶け出します。
リグニンは年月とともに分解して甘い香りのヴァニリンになったりします。ヴァニリンは樽づくり工程で火入れをするときにもリグニンが分解生成され、樽から直接溶け出すものもあります。タンニンは熟成香に関係するだけでなく、その色素がウイスキーを琥珀色に深めていく役割も持っています。


  


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2009年09月10日

アフィニティー

face01 アフィニティー



 アフィニティーとは姻戚関係あるいは親しい間柄をいう言葉。イギリス(スコッチ)、フランス(ドライベルモット)、イタリア(スイートベルモット)の親密さを表したカクテルだと言われています。



ウイスキーの話 その2

ウイスキーを飲まれる方は大勢いますが、「シングル・モルトってどの様なウイスキー?」と質問されると意外に解っている様で説明しにくい方もいられると思います。そこで今回は、ウイスキーのタイプ別について書いてみます。
ウイスキーを大別すると3つに分けられます。①モルト・ウイスキー②グレーン・ウイスキー③ブレンデッド・ウイスキーです。

①モルト・ウイスキー
大麦麦芽(モルト)のみを使い単式蒸留器で蒸留したものがモルト・ウイスキー。それぞれが豊かな風味を持ち、個性を主張することから「ラウド・スピリッツ」と呼ばれています。

☆シングル・モルト
単一の蒸留所でつくられたモルト・ウイスキーのみを瓶詰めしたもので、蒸留所ごとの個性があり、蒸留所の名前をブランド名としているのが多い。

☆シングルカクス
カクスとは樽のことで、樽の中から1つを選び瓶詰めにしたもので、その樽の個性を出したウイスキー。

☆ヴァッテド.モルト 又は、ブレンデッド・モルトともいう(ヴァッテド.モルトに変わる新しい呼び名)
複数の蒸留所でつくられたモルト・ウイスキーを混ぜ合わせたもの(A蒸留所+B蒸留所+・・・)

②グレーン・ウイスキー
トウモロコシ、小麦、未発芽の大麦などを主原料(約8割)に大麦麦芽を混ぜ、連続式蒸留機で蒸留したものがグレーン・ウイスキーで主にブレンド用に使われ、単独で商品となることは少ないです。

③ブレンデッド・ウイスキー
ブレンデッド・ウイスキーは、多種類のモルト・ウイスキーと通常3、4種類のグレーンをブレンド(混和)してつくられ、バランスがよく奥深い味わいがあり飲みやすいウイスキーです。
ブレンデッド・ウイスキー=モルト・ウイスキー+グレーン・ウイスキー



チェイサー
 ウイスキーやスピリッツなどの強い酒をストレートで飲んだあとに追いかけて飲む水、または清涼飲料のこと。英語で「追いかけるもの」という意味がある。



  


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2009年09月01日

Sep サファイア

icon11 Sep サファイア



9月の誕生石サファイアを表現しました、ベースはボンベイ・サファイア(ジン)です。

ウイスキー
ウイスキーってなに?
        穀物、蒸留、木樽がキーワード
ブランデーは、蒸留して木樽で熟成させますが、ぶどうが原料なのでウイスキーとは言えません。では、ウォッカ、ジン、焼酎は原料が穀物ですが木樽には入れませんので、これらもウイスキーではありません。またビール、日本酒、ワインは、醸造酒なのでウイスキーではありません。

では、どの様なお酒がウイスキーかと言うと
大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀類を原料として、糖化、発酵させ、さらに蒸留して樽の中で熟成させたお酒が、ウイスキーです。
蒸留には、単式蒸留機(ポットスチル Potstill)と連続式蒸留機(パテントスチル Patent still)が使用されていますが、蒸留法の違いによってウイスキーの香味はかなり違ってきます。長期の樽熟成により、特有の琥珀色を帯び、熟成時の環境の影響により、さまざまな個性を持ったウイスキーが生まれます。
  


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2009年07月31日

真夏の果実

icon01 真夏の果実



真夏の光が燦々と降り注ぐ浜辺で、サマーベットに一人女性が、くつろいでいる姿をイメージしました。
ココナッツ・リキュールを使用したオリジナル・カクテルです。






プルケ、メスカル、テキーラの違いは?

プルケ: メキシコなど中央アメリカの伝統的な酒(古くから飲まれてきた醸造酒)で、西暦200年頃にはあったとされており、先住民の間では宗教的にも重要なものとされてきました。プルケは風味が変化しやすく保存が利かないためメキシコ各地で作られますが、国外にはほとんど出ていません。

メスカル:  一般にアガペを蒸留した酒をメスカルと呼んでいる。 法定地域以外で製品化したものは、ピノスという名称で販売されています。

テキーラ:  ハリスコ州テキーラ村を中心とした特定地域で、アスール・テキラーナを栽培、蒸留したものに限りテキーラと称しています。
  


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2009年07月16日

フレンチカクタス

 icon09 フレンチカクタス


ビルドタイプでオンザロックスタイル仕上げのカクテルです。口当たりはまろやかですが、ややアルコール度が強くつくられています。

テキーラの製法

アガペの球根を、半分に割って大きな加圧釜に入れ、蒸して熱し、アガペのイヌリン(炭水化物の一種)を分解し加糖に変え、これをローラーで破砕して窄汁し、タンクに入れて酵母を加え、発酵させます。蒸留は、単式蒸留器で2回蒸留し、アルコール度数50~55度の蒸留液を得ます。貯蔵は、ステンレス・タンクでの短期蒸留がほとんどで、一部をオーク樽に入れて熟成さます。  


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2009年07月03日

星の逢引

icon06 星の逢引



七夕の時、織姫と彦星が年に一度出会う事が出来る。
 その古事をイメージしたオリジナルカクテルです。

青色(ドリンク)が天の川、その川面に星(金箔)が漂っています。カササギが架けた橋(カクテルピン)の両端に織姫(マラスキーノ・チェリー)と彦星(ミント・チェリー)が今まさに、出会いました。
そんな設定でつくってみました。



テキーラの原料 その2
メキシコでは、竜舌蘭を主原料としてつくる蒸留酒を一般にメスカルと呼んでいますが、そのうち、ハリスコ州テキーラ町周辺原産のアガベ・アスール・テキラーナという品種を原料にしたものだけが、テキーラを名乗ることが許されています。
 メスカル 竜舌蘭は150種類余りあり、そのうち136種類がメキシコに生息しています。この竜舌蘭から造られた酒は、総称でメスカル (Mezcal) と呼ばれます。

アステカ人が醸造していたプルケという酒の原料となるのも竜舌蘭でした。
アステカとは1325年から1521年まで中米メキシコ中央部に栄えたメソアメリカ文明の王国です。

  


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2009年06月17日

モッキンバード

モッキンバード


モッキンバードとはアメリカ南西部に生息するメキシコ原産で、他の鳥の鳴き方を真似する「ものまね鳥」のことです。森を思わせるような鮮やかな色彩と、ペパーミントのすっきりとした刺激が楽しめます。
メキシコ産のテキーラを使うことからこの名前が付けられました。


テキーラの原料
テキーラは、アガペ・アスール・テキラーナという竜舌蘭の一種を発酵、蒸留したメキシコの酒。
アガペ・アスール・テキラーナは、アロエを大きくしたような形の根生植物(ヒガンバナ科の常緑多年草)で原料には8~10年生育した直径70~80cm、重さ30~40kgの球径を利用します。
茶畑に似たような状態で丘陵地に栽培され、雨季の初めである6月に植えられて6~8年後に収穫されます。収穫は生育したものから順に、通年にわたって行われ、傾斜を伴う畑からは、らばを使って搬出する伝統が守られているとのことです。
  


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2009年05月29日

ジューンブライト

icon06 ジューンブライト



女性にとって6月といえば、ジューン・ブライト。6月に結婚した花嫁は、幸せになれるとヨーロッパに伝えられています。
6月の花嫁をイメージして作った、Bar Suiken オリジナルのカクテルです。




テキーラの歴史2
テキーラは、かつてカリブ海周辺の海賊や英国海軍に愛飲されていたメキシコ特産のスピリッツ。1873年にヨーロッパに初めて出荷された記録が残っており、その後も販売は拡大しこの酒が世界にその存在を知られるようになったのは、1968年のメキシコ・オリンピック以降のことです。このときの宣伝効果により、世界中に広まりました。さらに、カクテル・マルガリータの出現によって不動の地位を築きました。
現在では、ジン、ウォッカ、ホワイト・ラムと並んで四大スピリッツのひとつに数えられています。
2006年、産地は「テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観」 (Agave Landscape and Ancient Industrial Facilities of Tequila) として世界遺産に登録されました。



  


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2009年05月03日

五月晴れ

icon01 五月晴れ



雨上がりのさわやかな五月晴れをイメージして作った、Bar Suiken オリジナルのお勧めカクテルです。


テキーラの歴史 
 メキシコに蒸留技術が伝えられたのは、16世紀になって、この地を占領、支配したスペイン人でした。
18世紀中頃、シェラ・マドレ山脈の北、ハリスコ州・テキーラ村にほど近いアマチタリャの地で、大きな山火事があり、焼け跡には、真っ黒に焦げた竜舌蘭が一面に散らばっていました。焼け跡に漂う芳香を不思議に思った村人が、黒焦になった竜舌蘭のひとつを押し潰し、中から出てきた茶色の汁をなめてみると上品な甘さがありました。これを元に加工、完成したのがテキーラの原型で、この汁からテキーラを作り出したのが、スペイン人です。1600年、最初のテキーラ工場(蒸留酒の蒸留工場)が置かれた村がテキーラであり、それがそのまま酒の名前となりました。
  


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2009年04月20日

アイス・ブレーカー

icon11 アイス・ブレーカー

 

アイス・ブレーカーとは「砕氷船」の事。又、「緊張を解きほぐす」との意味合いもあります。


テキーラ (Tequila)について

テキーラ は、メキシコ国内のハリスコ州とその周辺で、アガベ・アスール・テキラーナと呼ばれる竜舌蘭の一種から発酵、蒸留して造られるお酒で「サボテンから造られる」と言われることがありますが、これは誤りです。

ウイスキーのようにそのまま飲まれるほか、カクテル等の材料にも使われる。産地ではそのまま飲まれることが多く、高いアルコール度数から喉を守るために塩を舐めライム(又はレモン)を口へ絞りながら楽しむのが正統な飲み方とされる。まだ飲み方はあるとのこと。
  


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