2009年02月27日

グリーン・ハバナ

face01 グリーン・ハバナ

グリーン・ハバナ

キューバのプランテーションをイメージして作ったオリジナル・カクテルです。

日本の砂糖
サトウキビは、赤道近くのパプアニューギニアで、1万7千年前から作物としてさいばいされていたようです。琉球には、インドネシア、インドのガンジス川、中国をたどって伝わったといわれます。
 また、サトウキビからさとうを作る「せいとう法」は、儀間真常(ぎましんじょう)という人が、中国の福州(ふくしゅう)に人を送り、技術を学ばせて広めたものです。1623年に初めて作られて以来、黒砂糖は琉球の重要な輸出品として、戦前まであつかわれていました。

                          (沖縄の産業/さとうきびより)

1609年  薩摩国大島郡(奄美大島)の直川智(すなおかわち)が黒砂糖の製造に成功。
1623年  琉球の儀間真常(ぎましんじょう)により中国福建省から黒砂糖の製造法が伝えられる。
1727年  八代将軍徳川吉宗がサトウキビ栽培を奨励。
以後太平洋沿岸・瀬戸内沿岸でサトウキビが栽培される。


日本のラム酒について
小笠原では、開拓初期(1830年頃)の欧米系定住者が捕鯨船とラム酒の取引を行っていました。1876年に日本領土に確定してからは、サトウキビの栽培による製糖業が盛んになり、その副産物を発酵・蒸留した酒を、島民は「泡酒」や「蜜酒」などと呼び、飲むようにななりました。戦後、アメリカから返還されて小笠原ラム・リキュール株式会社が設立され、地ラム酒が復活しました。1992年より製品化され、現在はインターネットでも広く販売をしています。
戦後のラム酒の製造としては、1979年から徳之島にある高岡醸造のルリカケスが国産ラム酒の第一号です。
ちなみに徳之島は、南西諸島の奄美諸島に属する、鹿児島県内の離島の1つです。


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Posted by すいけん at 15:16│Comments(0)カクテルの話
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